接待ゴルフの日程が決まったらまず最初に取り掛かるべきことは「ゴルフ場の予約」。
いざゴルフ場を予約しよと思っても、どこのゴルフ場を選択すればよいのか分からず、色々と悩んでいる間に他の仕事に追われ、結局開催直前までゴルフ場を抑えていない、、、
そんな不安に駆られてモヤモヤしている営業マンの皆さんの手助けとなる記事を書いてみた。この記事では、接待ゴルフで最適なゴルフ場とは何なのか、実際に営業マンとして接待ゴルフを駆使ししている筆者が説明する。
接待ゴルフというのは、きちんと滞りなく実施しお客さんを喜ばせることができれば、時に大きなビジネス成果に繋がる非常に効果的な活動だ。営業マンの皆さんの成果に繋がるような接待ゴルフに向けて、この記事では「ゴルフ場の予約」に特化して説明する。
そもそも、なぜ接待ゴルフを行うのか
営業マンが接待ゴルフをする理由は「ビジネス成果に繋がるから」である。私も接待ゴルフを始める前は、接待ゴルフを意味がないもの、あるいは効果があるとしてもお金やその労力を考えた時コスパが悪いものと思っていた。
接待ゴルフがビジネス成果に繋がる理由は以下の3つである。
- 取引先との関係を強化できる
- 取り組んでいる案件や取引先のオフレコ情報を入手できる
- なかなか会えない人へ人脈が拡がる
接待ゴルフをする理由やビジネス成果に繋げるコツについては別の記事でかなり詳しくまとめているためこちらを参考頂きたい。
☞営業マンへ|接待ゴルフをする理由。ビジネス成果に繋げるコツとは。
最適なゴルフ場を選ぶ上での判断基準3つ
では、本題のゴルフ場の予約に関して、最適な場所を選ぶ上での判断基準を3つ説明する。
料理がおいしく、スタッフの対応が良い
接待ゴルフではお客さんを満足させるために、おもてなしの心が行き届いた良質なゴルフ場を予約する必要がある。その際の判断基準として、料理がおいしいことやスタッフの対応が良いことが挙げられる。
理想としては会員制のゴルフ場がベストであるため、まずは会社で会員となっているゴルフ場がないか先輩に確認しよう。仮に会員ゴルフ場を会社が持っておらず、自分でゴルフ場を探さなければいけない場合は、口コミを見て良質なゴルフ場を見つけ出す必要がある。
口コミ数が一定数あり、かつ評価が高いゴルフ場を選んでおくのがベターだ。
楽天GORAでは、「スタッフ接客」や「設備が充実」、「食事が美味しい」といった項目で5段階評価が表示されているため、この項目を見比べながらコースを選ぶと良いだろう。
距離が短く平坦なコース
お客さんに気持ちよくプレーしてもらう上で重要なのが、簡単なコースであることである。どんなにゴルフが上手い人でも、難しいコースよりも簡単なコースで良いスコアを出したほうが楽しいわけであり、ましてやゴルフがあまり上手でない人は、甘いコースでないと気分を害してしまう。
特にフェアウェイが狭くOBが多発してしまうコースではボールもなくなってしまうため、フェアウェイが広いコースを選ぶと良いだろう。一般的に距離が短く平坦なコースを選ぶと良い。
距離についてはゴルフ場の一般的な情報として調べることができるため、一般以下の長さのコースを選ぶようにしよう。「距離が長い」「フェアウェイが広い」の項目で、お馴染みの楽天GORAには口コミが載っているため、この点も確認してコースを選ぼう。
お客さんの自宅から近い
当日の移動を考慮し、お客さんの自宅から遠すぎないコースを選ぶようにしたい。事前にどこらへんにお住まいなのかを確認し、1時間以内で到着できる範囲から選ぶのがベターである。
そもそも、当日は各人それぞれの車で向かうのか、お客さんを拾ってゴルフ場までお連れするのか、移動方法について事前にお客さんと相談し決めておくことを忘れないようにしよう。
ゴルフ場を選ぶ際に気を付けるべきこと
ゴルフ場選びには直接関係ないが、接待ゴルフにおいてゴルフ場を選ぶ上で気を付けなければいけないことがいくつかある。以下に3つ列挙する。
- キャディさんをつけるかどうか
- ラウンド開始時間
- そのコースに行ったことがあるかどうか
キャディさんに関しては、基本的にはつけることをお勧めするが、お客さんによってはキャディさんがいると集中できないため、キャディさん無しでのんびりマイペースにゴルフをしたいという方もいる。「キャディさん付きでゴルフ場探しておきますね」といった形でさりげなく確認を取り、相手の意向を探るようにしよう。
また、ラウンド開始時間についても、お客さんが早朝タイプなのか、休日はゆっくり起きてプレーしたいタイプなのか、日頃の営業活動を通して事前にヒアリングしておこう。ゴルフ場の場所によっては帰りに道が混むことも考えられるし、冬の場合は早朝だとグリーンが凍っていることも考えられる。あらゆることを想定したうえで最適な開始時間を選択するようにしたい。
最後にそのコースに行ったことがあるかどうかだが、自分とではなくても、自分の会社の別の人や前任者と過去に同じコースに行ったことがある場合、極力避けた方が良いだろう。ただし、過去にそこでベストスコアを出していたりする場合は、そこに再度お連れすると喜ばれるかもしれない。一方、自分が他のお客さんを連れて行ったときに良いと思ったゴルフ場に関しては、あらゆるお客さんで使いまわすと良いだろう。1回行ったことがあるところであればゴルフ場の勝手もわかるため、接待を滞りなく進行する上では大変便利である。
予定が決まった段階ですぐさま予約するべし
勇気を出してお客さんをゴルフに誘い出し、日程を確定させる。ここで満足してゴルフ場の予約は後回し。というパターンは往々にしてあるが、ゴルフ場の予約を後回しにすることは絶対に避けるべきである。
私が説明したような、良質で簡単で都市部の近くにあるゴルフ場は大変人気であり、気付いた時には予約が埋まってしまっている。ましてやキャディさん付きとする場合は、時間がさらに制限されるため理想のコースを見つけること自体難しいだろう。
いろいろな条件を考え出すとなかなか決めることができないが、日程が確定した時点で、仮でも良いからまずはどこかゴルフ場を抑えるようにしよう。私も過去、案件のキーマンをなんとかゴルフに誘い出すことに成功したにも関わらず、ゴルフ場の予約を後回しにした結果ゴルフ場が全く見つからず痛い目を見た経験がある。
当たり前だが接待ゴルフは誘って終わりではない。無論予約して終わりでもなく、滞りなく接待ゴルフを実施し最終的にお客さんに満足してもらうことがゴールであるが、予約しないことには始まらない。「日程が決まり次第即予約」というセオリーは頭に叩きこんだ上で、最適なゴルフ場を選んでいただきたい。
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