- ゴルフ接待なんて今時やる意味ないでしょ?
- 時間とお金だけ浪費してビジネス成果は何も生まないでしょ?
- そもそもお客さんもそんなこと求めてないでしょ?
- 誰もやっていないのだからやらなくても悪目立ちしないでしょ?
そんなことを考えて長い間ゴルフ接待をやってこなかった私ですが、ある時を境に考えを改めゴルフ接待を積極的にセットするようになりました。
なぜ考えが変わったのか?それはもちろん、ゴルフ接待をやる意義が見出せたからです。
- ゴルフ接待をやれと上司に言われ嫌々セットしなければいけない営業マン
- ゴルフ接待をやってはいるものの、大した効果が得られず懐疑的な営業マン
- ゴルフ接待をやってみたいけど、やり方がそもそも良くわからない営業マン
- 何かしらプライベートで手を打ち状況を打開したい営業マン
そんな営業マンが、接待ゴルフをやる意義を見出し前向きに行動してくれるように、現在メーカー営業職として働き接待ゴルフを駆使する私が記事を書いてみました。
接待ゴルフはめちゃくちゃ労力がかかる
話の骨を折るようで大変恐縮ですが、接待ゴルフはめちゃくちゃ労力がかかります。
ゴルフ当日までの準備はもちろん、ゴルフ当日もなかなか大変でして、やる意義を見出し明確な目的をもっていないと、正直やる気が全く起きません。
ですので、意義や目的を理解するまでの私は、接待ゴルフをやることは決してありませんでした。
当たり前ですが、会社としてもゴルフ代を支払うという点で金銭的なコストも発生しており、意味もなくゴルフをするだけでしたら何の意味もありません。
唯一のメリットは、会社のお金でゴルフができるという点です。大のゴルフ好きであれば、会社のお金でゴルフをできるという点は大変ありがたいのかもしれません。
大したゴルフ好きでもない私がなぜ接待ゴルフをするようになったのか、その理由を本音ベースでお伝えしたいと思います。
大変なのに接待ゴルフをする理由は?
接待ゴルフをする理由を単刀直入に言うと、以下の3つです。
- ビジネス成果に繋がる(可能性がある)から
- コミュニケーション力や調整力といった営業マンとしての基礎能力を鍛えられるから
- 社内評価に繋がるから
1つずつご説明します。
ビジネス成果に繋がる(可能性がある)から
あえて弱気に「可能性がある」とつけましたが、ビジネス成果に繋がることがゴルフ接待の最大の意義であり目的です。
逆に言うと、ビジネス成果に繋がらないような相手に対してはゴルフ接待をする意味はありません。
ビジネス成果に繋がるような取引先であり、かつその取引先の中で重要な情報を持っていて意思決定に関わるようなキーマンを誘い出すことが大前提となります。
上記のような相手に対し、接待ゴルフを通して関係性を強化することは、のちのビジネス成果に繋がる可能性を広げていきます。
関係性強化により、更なる人脈開拓や重要な局面での意思決定の誘導、キーとなる極秘情報の入手という嬉しさを生み出し、その積み重ねがビジネス成果へと繋がっていくのです。
最初は懐疑的でしたが、実際にゴルフ接待をやってみると手ごたえを感じました。オフレコの情報を入手できることは良くありますし、需要人物の本音を聞き出すこともできます。
接待ゴルフを実際にビジネス成果に繋げることができるかはゴルフ接待のやり方次第的なところもあります。ビジネス成果に繋がると考える理由やコツについては他の記事で更に詳しく説明しましたのでこちらをご覧になって下さい。
☞営業マンへ|接待ゴルフをする理由。ビジネス成果に繋げるコツとは。
営業マンとしての基礎能力を鍛えられるから
正直、同期の営業マンで接待ゴルフをしている人は少ないです。
そんな同期と比べた時、自分はあらゆる面談をセッティングする段取り力や調整力が高いと自負しています。
冒頭お伝えしている通り、接待ゴルフは非常に面倒で労力がかかります。そのような接待ゴルフを卒なくこなし滞りなく実施できる営業マンは、営業マンとしての基礎力が高いと断言します。
段取り力や調整力だけでなく、1日を通して取引先を満足させるトーク力や話を聞く力も、実際に現場でのコミュニケーションを通じて向上していきます。取引先を気持ちよくさせる力は、接待ゴルフに限らず、会食や日々のコミュニケーションにも繋がっていきます。
面倒な接待ゴルフに対して前向きになるためにも、接待ゴルフがそもそも自分のスキルアップに繋がると捉えることは大切です。
ポジティブに接待ゴルフを捉えることは、結果的に前向きに楽しくゴルフをする自身の姿に繋がり、それはすなわち、取引先が楽しくゴルフをすることに繋がります。
この素晴らしい循環を生み出すためにも、営業マンとしての成長に繋がるから接待ゴルフをするんだ!と考えることは極めて重要です。
社内評価に繋がるから
前述の通り、コロナ禍も経験した現代において接待ゴルフをしている営業マンは少ないです。
だからこそ、年配の会社の上司は、接待ゴルフを実行している営業マンを高く評価します。
営業マンを評価するKPIは行動量と成果です。
接待ゴルフをすること自体が行動量を示す上で非常に効果的ですし、ましてやそれがビジネス成果に繋がるのであれば一石二鳥です。
特に普通の営業マンがやらないことをやると社内で目立つことができます。
労力はかかりますが、その労力をかける分、自分の行動は社内で評価されるはずです。
効率的な行動と泥臭い行動の両方を実践できる営業マンになるためにも、泥臭い行動の具体例として接待ゴルフはやって損はないでしょう。
会社の風土や雰囲気にもよると思いますが、自分の社内では効果的な一手だなと感じるのであれば、社内評価という観点でも是非意義を見出して接待ゴルフを実践してほしいと思います。
やるべきことさえ分かれば案外簡単にセットできる
繰り返しになりますが、接待ゴルフは非常に労力がかかります。
ただし、やるべきことさえ分かれば、思っていたよりは簡単に実行することができるものです。
やるべきことが分かっていないと、面倒くさいという気持ちが勝ってなかなか実行に移すことはできません。以下記事では、やるべきことリストを説明してますので、よし接待ゴルフをやろう!と決意した人はその想いのままこの記事も読んでみて下さい。
☞接待ゴルフの段取り|誰も教えてくれないやることリスト・心得・マナー
最後になりますが、接待ゴルフはやって損なしです。
どんなことに繋がるかはあなたのモチベーション次第。接待ゴルフの意義を自分の中で見出し、納得感をもって行動することができれば、大きな成果や自身の評価に繋がるはずです。
まずは行動してみることを強くおすすめします。
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