【体験談】半年受講して気付いたBizmatesのメリット・デメリット

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本記事ではBizmates半年間受講した筆者が、Bizmates独特の特徴が良くわかるように、

  • Bizmatesの良い点
  • Bizmatesの悪い点

この2点について詳しくご説明します。

どのような方にBizmatesでの学習が向いているのか、私なりの意見をお伝えします。正直なところ、Bizmatesで学ぶ上で最適な英語レベル、不向きな英語レベルがあると思っています。

本記事は以下のような方に是非読んで頂きたいです。

  • Bizmatesに興味がありメリット/デメリットの両方を知りたい方
  • Bizmatesを実際に受講している人の生の声を聞きたい方
  • 既に実力があり次のステップとしてビジネス英会話を身に着けたい方
  • 英語を学びたいとは思っているけど何から始めたらよいのか全く見当もつかない方
  • 英語学習を習慣化したい方

英語学習に興味を持っている様々な方の参考になる記事となっています。

参考として、筆者の英語の実力は以下の通り。

  • TOEICベストスコア885点(単語帳を事前に一冊まんべんなく学習、TOEIC対策は無し)
  • 小学校の頃3年間オランダ在住経験あり。日本人学校に通学。
  • 小さい頃から英語は得意(小学6で英検準二級合格レベル)
  • 特に対策をせずに受験するとTOEICスコアは730点くらい。
  • 英語はペラペラではないが、英語が得意と公言できるくらいの実力。

現在の受講プランは毎日25分プランです。毎日25分、好きな講師を選んで予約を行い、教材に沿ってビジネス英会話を学んでいます。

本記事では、Bizmatesの料金プランや受講形態など基本情報については触れません。Bizmatesの基本情報については別記事にまとめていますので、こちらをご確認ください。

☞合わせて読みたい:オンラインで学ぶ高品質ビジネス英会話「Bizmates」とは?

Bizmates受講を始めた理由

仕事の都合上、将来海外駐在する可能性が高く、また私自身英語が得意ではあるものの、ビジネスで自信をもって英会話できるほどの実力ではないことにコンプレックスを感じていたため、自己研鑽として今回受講を開始しました。

一通りの英文法は身についておりリスニングも非常に得意ですので、日本語⇔英語の脳の動かし方を会話を通して学び、スピーキング能力を向上させるという目的には、Bizmatesが自分にとって最適な英語学習ツールと思い受講をスタートしています。

BizmatesはLevel 0 から Level 5 まで受講レベルが分かれており、私はレベル診断の結果、Level3からのスタートとなりました。ちなみにLevel3のレベル感ですが、「ロールプレイや簡単なディスカッションで実践的に学び、ビジネスにおいて信頼関係を築くためのコミュニケーション方法を学びます」となっています。

Bizmatesの特徴

それでは、Bizmatesを実際に受講してみて感じた特徴を、良い点と悪い点に分けてご説明します。

良い点「積み上げ学習で自力がメキメキついていく」

日本語に頼らずに英語で話す自力がつく

Bizmatesの講師はもちろん外国人であり、日本語は話せません。ですので、質問が聞き取れて返答しようと思っても日本語⇒英語にトランスレートできなくて困ることが多くあります。この困ったときに何とか自分の言いたいことを伝えようとする作業を通して、「英語で話し切る」という自力が付いていきます。

英会話教室は駅前などにたくさんありますが、そこにいる講師は日本に住んでいて日本語をある程度理解できるため、英語が出てこないと日本語でアシストしてくれるシーンが多いです。Bizmatesでの英語学習はこのようなシーンがないため、圧倒的に自力が付きます。

以下は一例ですが、「虫歯がある」ことを伝えたいとします。Googleで検索すると一番最初に出てくる表現は次の通りです。

“I have a cavity. “

ただ、cavity(=虫歯)という単語が頭に出てこないとします。こういう時、必死に頭を回転させて、英語を引っ張り出す作業をします。

そういえば、お腹が痛いとき、”stomachache”と言うから、“toothache”でいけるな!

もちろんこれで全く問題なく伝わります。100点です。あるいは苦しまぎれに、

(指で歯を指しながら)“I don’t like it!”

これでも相手は、あ、この人は虫歯があって歯が痛いんだな、と理解してくれます。このような作業を通して、英語で話す自力が付いていきます。

アウトプット⇔表現の確認というサイクルにより上達する

上記のように、脳みそをフル回転させて表現を絞り出し、25分の講義が終了します。その後は、先ほど英訳に苦しんだ表現をネットでサクッと検索をして、自分の中で一番しっくりくる(覚えやすい)表現を自分のものにしてください。

この作業の繰り返しで英会話能力が格段に成長します。

また、Bizmatesの講師はとても優秀です。(採用率1%以下と言われています。)表現がおかしい時は、その場で正してくれたり、チャットに正しい表現をメモしてくれたりします。

英会話に慣れていないと、現在形と過去形の混同や、単数と複数の混同、ボキャブラリー不足などが頻発します。講師がいないと自分では気付くことができない間違いの癖を毎回指摘してくれるので、片言の英語が少しずつ奇麗な英語になっていくのを実感できると思います。

必死のアウトプットのフィードバックすを繰り返すことで、少しずつですが着実に英会話能力が向上していくはずです。

ビジネスシーンを想定した英会話を学ぶことができる

使用する教材はビジネスシーンを前提に作成されており、ビジネス英語に特化した英会話を学んでいくことが出来ます。英会話が業務上求められるビジネスマンにとっては、仕事に直結する表現を学んでいくことができるのが魅力です。

例えば、私が今学習しているLevel3では業務での課題解決方法を学んでいます。まず課題解決の全体像を学び、その後各ステップの進め方について学んでいきます。

  1. まず問題を見つける
  2. 事実を整理する
  3. 問題をブレイクダウンする
  4. 課題解決方法をブレストする
  5. その中から方策を選択する
  6. 実行に移るための計画を立てる
  7. それを説明しアクションの承諾を得る
  8. アクションする

イメージできると思いますが、これらは日本語で学んだとしても勉強になる内容です。英語を学ぶことに加えて、ビジネスでの頭の動かし方、考え方も併せて学ぶことができ、それもBizmatesの魅力だと思います。

英語学習を習慣化することができる

Bizmatesは毎日レッスンとなっていますので、自然と英語学習を習慣化できる仕組みなっています。疲れた日は休んでもよいですし、自分に無理のない範囲で英語学習を積み上げていくことが出来ます。

参考書を買ってみても学習習慣がつく前にドロップアウトしてしまうことは良くあることだと思いますが、Bizmatesの場合は料金も発生していますし、複数日ぶんを溜めていっきに受講することができないシステムになっていますので、毎日少しずつ学ぶ習慣を強制的に作ることができます。

料金に合わせて毎日25分~100分までプランがあります。まずは25分から始めてみてはいかがでしょうか。

毎日25分⇒毎週175分(約3時間)⇒毎月12時間⇒半年72時間⇒毎年144時間⇒⇒⇒

積み上げ式で英語を学習できるのがBizmatesです。

悪い点「最低限の英語力が必要。英語を正確に学ぶ最適解ではない。」

私自身、Bizmatesでの英語学習は自分に向いていると思いますし、個人的には超おすすめなのですが、不向きな人も中にはいると思い、Bizmatesの悪い点についてもお話ししたいと思います。

ある程度の自力がないと上達効率が悪い

Bizmatesはレベル0から用意されており、初心者から受講が可能とされています。レベル0の説明は以下の通りです。

「文法の知識がなくても職場での基本的なコミュニケーションができるようになる約900単語と150フレーズを学べます」

私の個人的な見解としては、文法の知識がない場合は、まずは正確に文法を理解するべきだと思います。幼少期であれば、英会話を通して体で表現やルールを覚えていき、後付けで文法を体系化していけば良いと思いますが、大人になってから英語を学ぶのであれば、先に最低限のルールを身に着けた方が上達スピードは速いと思います。

この点は、私の大好きな大西泰斗先生が朝日新聞の記事で以下のように話していますので、是非ご一読ください。(有料記事です)

(外国語の扉)英文法ガラガラポン、話せるために 大西泰斗さん:朝日新聞デジタル (asahi.com)

あるいは、「文法学習と並行して英会話学習を行う」というのであれば、それが最適解だと思います。インプットとアウトプットのサイクルを回すことができるからです。

ビジネスを題材としておりテーマ自体が難しい

これは良い点のところでも触れましたが、Bizmatesでの学習内容は、題材がビジネスシーンを想定しているため、日本語でも学び甲斐があるような密度の高い内容となっています。

「あなたの業務の中ではどんな潜在的な問題がある?それをドリルダウンしてみて?」というような質問が英語でなされるため、ある程度の英語能力が無いと二重苦となり、英会話学習としては効率が下がってしまいます。

事前に教材を予習しておき、頭の中で整理してから講義に臨む余裕があるのであればこの問題は解決できるかもしれません。

講師は英語を教えるプロ、ではない。

Bizmatesの講師は難しい採用試験を合格した一流の講師ではありますが、フィリピン人が多いです。フィリピンの公用語はタガログ語となっており、フィリピン人の英語の訛りが気になる時がたまにあります。

また、採用率が1%以下と言えども、パートタイムでBizmatesの講師をしている方も多く、講師は皆英語でのビジネス経験者ではありますが、英語を教えるプロではありません。

講師によって英会話自体のレベル、加えて英語を教える能力のレベルにはバラつきがあります。次項に繋がる内容ですが、英語を正しく正確に学びたいという方にはBizmatesは最適解ではないと思います。

受講している中で、分かりやすく自分に合うなと思った講師がいた場合は、お気に入りに登録し、その講師を優先的に予約して受講すると良いでしょう。

日本人は非ネイティブから英語を学ぶほうが適している

これは、私の大好きな大西泰斗先生から英語を学ぶ中で辿り着いた一つの答えです。

ネイティブの人はどうやって英語を話しているのか?と考えたことはありますか。ネイティブの人は日本人が日本語を話すように、当たり前に英語を話すわけですが、その時の頭の動かし方を教えてくれる人はなかなかいません。

非ネイティブである我々日本人は、そのような頭の動かし方を学び、英語のルールをシンプルに学ぶ必要があります。それを学ぶための最適解は、英語のルールを正しく理解し英語をネイティブ同様に話すことができる日本人のプロから学ぶことだと思います。

大西泰斗先生は、「一億人の英文法」という、英語を学ぶすべての日本人(非ネイティブ)のための文法書を出版されています。読み物のつもりで、頭からおわりまで全て読んでみることをお勧めします。めちゃくちゃ面白いです。

特に、TOEICスコアを今すぐ伸ばしたいという考えの方にはBizmatesは向いていないかもしれません。リスニング力やボキャブラリーの向上には繋がりますが、文法力などの総合的な英語力の向上を目指した時、最適解ではありません。

理想は、並行してネイティブ・非ネイティブどちらからも英語を学ぶことです。そういう意味で、私は「NHKラジオ英会話」を強くお勧めします。一日15分の積み上げ学習となっており、完全無料で聴講することが出来ます。

☞こちらもおすすめ:毎日15分かつ無料で聴ける!「NHKラジオ英会話」

ラジオ英会話で非ネイティブから英語を学び英語の基礎力を向上させ、並行してBizmatesでアウトプットを行う。時間が十分とれるのであれば(1日1時間で十分ですが)、この両立が最適な英語学習方法だと思います。

Bizmatesでの学習が最も効果的な人は・・・

以上のようにBizmatesのメリット・デメリットをご説明してきました。基本的には初心者でも学習可能なプログラムとなっていますが、特にBizamtesでの学習が効果的なのは以下のような方だと考えます。

  • ある程度の英語能力があり、英会話の自力をつけたい方
  • ビジネスシーンで英語を使う機会がある方
  • 英語学習を習慣化したいが、なかなかうまくいかない方

Bizmatesでは無料体験レッスンを受講することが可能です。まずは試しに受講してみて、Bizmatesでの英語学習がどのようなものなのか感じてみて下さい。25分だけではありますが、実際のプログラムと同じような内容を体験することができます。本当に自分に合った学習方法なのか確認したうえで、是非受講をスタートしてみて頂ければと思います。

皆さんが自分に最適な英語学習方法を選択し、英語力をメキメキ向上させることを心から祈っています。私も負けずに頑張ります。

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