【迷える就活生へ】理系卒営業職の強み・醍醐味とは?

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理系大学あるいは大学院まで進んだものの、以下のような漠然とした不安を持っている方はいませんか?

  • 研究開発に面白みを感じられず、生涯の仕事にしようとは思えない
  • 研究開発の分野で活躍する自信がない
  • もっと消費者に近い所で働いてみたい
  • もっとワクワクする仕事があるのではないか、とモヤモヤする

そして心の中ではそう思っているものの、これまで歩んできた人生のレールから外れることに勇気が出ない方はいませんか?

  • 研究開発職以外に就職する人が周りに少なく、どんな働き方があるか分からない
  • 理系卒であるにも関わらず文系卒でもできる仕事を選択することに不安がある
  • これまでのバックグラウンドを捨てるような感覚があり、もったいなく感じる

そんな大学生に向けて「理系卒で営業職として働くこと」の強み・醍醐味についてご説明します。

近年、多くの企業が理系卒や理系大学院卒の学生を営業職として採用しています。

特に大学院を卒業している学生は初任給も高くなり会社にとってコストは大きいですが、理系学生に期待することが確かにあるため、大学院卒の学生も積極採用しています。

理系としてこれまでの学歴を歩んできた学生は、これまで学んできた専門分野を捨てて営業職として働くことに少なからず抵抗があると思いますが、世間から求められれているという事実がありますので、固定観念に縛られずに、より自分が輝ける働き方を見つけてほしいと思います。

その一つの候補として、営業職を検討してみてはどうでしょうか。

理系大学院を卒業し現在大手エネルギー系の会社のセールスエンジニアとして働く筆者が、文系卒の営業と比べて期待されること、違いを生み出すことができる点に触れながら、理系卒で営業職として働くことの魅力や意義をご説明いたします。

☞合わせて読みたい:【就活】理系の進路、研究職・営業職の違い

営業職とは

簡単に考えれば、営業とはモノやサービスを売る仕事です。しかし、ただ「売る仕事」といっても、売るまでには様々な過程があります。

自社の製品(モノ・サービス)の魅力をお客様(一般消費者や企業)に対して伝え、自社の製品の価値を認めてもらい、適正価格で購入して頂く。そして最終的に製品価格の支払いを回収する。お客様との最初の接触から、お金の回収までが営業の仕事となるのです。

また、お客様が一般消費者を想定しているのか、あるいは企業を想定しているのかで、同じ営業職でも少し毛色が変わります。いわゆるBtoBなのか、BtoCなのかによる違いです。

☞合わせて読みたい:BtoBとBtoCって結局何なの?現役営業マンが自分の言葉で説明します。

そしてなにより、営業職の最も特徴的な部分は、常に会社の最前線でお客様を感じながら仕事をするという点です。

会社の中には製品の企画・宣伝・開発、そして製品のための技術の研究や投資、材料調達など様々な役割をもった部署が存在しますが、営業とはその中で最もお客様に近い部署となります。

お客様の声を感じながら仕事をする魅力もある一方で、常にお客様の声を受け止めなければいけないというストレスを感じる職種でもあります。

お客様に対し常にアンテナを張りながら、モノやサービスを提案し販売することが営業職の仕事です。

企業が理系学生を営業職として採用するメリット

近年では理系学生を企業が営業職として採用するケースが増えていまが、企業側のメリットは何なのでしょうか。

企業のメリットとはすなわち、企業が文系学生と比較して、理系学生に求めていることとなります。

理系学生の強みとして、企業が一般的に考えていることは以下の通りです。

  • 論理的思考力が高く、要因分析をしたりプレゼンテーションをすることが得意である。
  • 数字やデータを用いて意思決定をしたり、技術提案をすることができる。
  • エクセルなどのツールを用いて視覚的に物事を伝えることが得意である。
  • 学生時代の専攻分野に関して技術的な知識を持ち合わせている。

上記はあくまで一例ですが、文系学生と比較した時に、理系学生は上記のような強みがあると捉えられているのです。

当然文系学生の中にも論理的思考力に優れ、物事を伝えることが抜群にうまい人はいますが、一般的な傾向として、理系学生の方が論理的思考力が長けていると認識されています。

特に、理系学生であることに加えてコミュニケーション能力やリーダーシップに優れる学生は非常に市場価値の高い人材として捉えられるでしょう。

コミュニケーション能力やリーダシップを現すようなエピソードがある場合は、営業職就活に積極的に活かしていきましょう。

理系学生が営業職として働く面白さ

では、これまで技術的なフィールドで学んできた理系学生が営業職として働く面白さは何なのでしょうか。営業職自体の面白さではなく、理系学生としてのバックグラウンドを活かす醍醐味という点にフォーカスして、その面白さを列挙します。

  • お客様が知らない技術(自社の強み)をかみ砕いて説明し、理解してもらうというプロセス
  • 自社の技術やお客様の技術に常に触れることで、知的好奇心が満すことができる点
  • お客様の課題の解決方法を提案し、お客様と一緒に結果を出すというプロセス
  • 様々な情報を自分で収集、整理し、結論を導き出すプロセス

営業=モノを売るだけと捉えると、そこに理系学生としての面白さは少ないように感じられますが、実際にはお客様と対話をしながら問題解決をしていく行為が営業職の仕事となるため、理系学生として働く醍醐味はいくつもあるのです。

また、記載した通り、最前線でお客様の技術に触れながら情報収集を行うため、直接的に技術に関わってはいなくても常に知的好奇心が満たされ、ワクワクするような知識をインプットしながら働くことが可能です。

営業職としてこれまで学んだ専門分野を活かすこともできる

理系学生としてこれまで学んできた専門分野自体からは離れ、理系学生がもつ汎用スキルを活かして営業職として働くことの強み・面白さをこれまで説明してきました。

最後に、選択する企業や扱う商材次第では、ある程度専門分野の知識を活かしながら営業職として働くこともできる点に触れたいと思います。

例えば、大学で化学を学んだ人であれば、化学品の営業として働くうえで大学での知識を活かすことが可能です。お客様の技術部門に対して、化学的なアプローチから自社の技術や製品を説明し、説得力を高めることができるのです。

技術部門の人は、専門的な知識で裏の取れた根拠のある説明を求めているため、技術的な説明ができる営業というのはどの企業にも求められています。この場合、ただの営業というよりは「技術営業」「セールスエンジニア」という立場で働くイメージです。

☞合わせて読みたい:コミュ力に自信がある理系学生必見|セールスエンジニア(技術営業)とは

営業職×専門分野という少し狭いエリアで仕事を探すことにはなりますが、自分の専門的な強みを生かしつつ営業職として働くことも可能ですので、このような働き方も選択肢に入れてみても良いかもしれません。

いずれにしても、理系学生だからこれまでの専門分野で研究開発職に就かなければいけないといった固定概念は捨て、「本当に自分のやりたいことは何か」に焦点を当てて自分にとって最適な働き方を見つけてもらえれば幸いです。

あなたがこれまで学んできたこと=あなたの人生の軌跡

これまで、理系卒の学生がこれまで学んできたフィールドを超えて営業職として働くことの面白さ醍醐味を説明してきました。

ただ、ここで忘れてはならないことは「あなたがこれまで学んできたこと=あなたの人生の軌跡」だということです。

中学生の時に人一倍テスト勉強を頑張ったことや、子供の頃に本を全く読まなかったため登場人物の心情が分からずセンター試験の国語が足を引っ張ったことや、理屈っぽい性格で友達を怒らせてしまったことなど、理系というフィールドを選んだあなた自身こそがあなたの人生の軌跡です。

あなたのこれまでの人生軌跡を決して否定することなく、シンプルに「もっと何ができるか?本当は何がしたいのか?」ということを考えて選択肢の幅を広げてみて下さい。

面接のノウハウやESの書き方を学びたい方へ

実際に営業職として働いてみたい、就職活動を始めてみたいという方は、理系卒の自分が営業職として働く理由、会社側のメリット、どのように活躍していくかのイメージを今後の選考の中で効果的に伝えていく必要があります。

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自己分析をした後は、それをどうやってアウトプットするか。

より具体的に言うと、それをどうやって企業に分かってもらうかが大切です。

是非登録し、自分の中身、思っていること、夢を言葉でうまく表現できるようになって下さい。

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